脳と脊髄の病気は診察と画像診断の2つが一致することがとても重要です。これはどういうことかというと、歩けない、手が動かないなどの症状があって、脳のMRIを施行して病気が見つかりました。しかし、この病気と今起きている症状が一致するかを見極めることがとても大切であるということです。場合によっては、MRIで脳の病気はあるけれども、今の症状と関係なく、こちらを治療しても何も良くならないといったこともあります。このため、診察でお話を聞いた後に、MRIやCT検査で症状の側や場所との一致を考えています。
検査の種類としてはCT、MRI、核医学検査、DSA、脳波検査などがあります。